演目あらすじ
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鬼 瓦(おにがわら)

登場人物/大名・召使い   上演時間/約20分

 

訴訟の件があって、長らく都に滞在していた大名。漸く落着し目出度く帰国の運びとなります。このように無事帰国できるのは、日ごろ信仰する因幡堂薬師如来のご加護のおかげと、召使いの太郎冠者を連れて御礼に参上します。国元にもこれに似た薬師如来を安置しようと考えた大名は、堂を建立するために外観の造りを見学していると・・・。

 

故郷を懐かしむ大名の人間味が表れ、短編ながらもほのぼのと描かれた狂言の名作です。また二人で声を合わせて笑いとばす『笑い留め』の手法で、一曲を目出度く納めます。

因幡堂はこの「鬼瓦」のほか、「因幡堂」「仏師」「六地蔵」「金津地蔵」など数多くの演目に登場します。京都市下京区に現存する平等寺というお寺で、癌が不治の病と思われていた時代、最後に因幡薬師にすがられた方が多かったため、特に癌封じの薬師如来として今も信仰されています。

 

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